アニメ感想ブログも鮮度が大事! だとは思うけれど、マイペースに書きたいときに書いていきます。
3話まで放映されましたね。1話2話はこないだまとめて観まして、その勢いに圧倒されました。
"わたしたちは熊! 熊は人間を食べる! そういう生き物!"
って堂々と宣言されたら、
「あー、そうなんだなあ、熊って人間食べるよなあ」って塊のまま飲み込むしかない。
明らかに消化できようもない食べ物をバズーカで無理やり口の中に投擲してくるような、そんな姿勢が心地よい。そして今放り込まれた食べ物は、無理矢理噛んでいるうちに美味しくなるのか、それともそうではないのか。ウテナもピングドラムも好きなわたしは美味しくなることを確信しています。
謎の存在に呼び出されて屋上に行き、闘う。ウテナっぽさがある。
でもウテナと違って、カッコいい変身シーンはないし、耽美な剣もない。あるのはユリ裁判とライフルだ。
薔薇のウテナと百合のユリ熊嵐だが、ユリ熊嵐には椿もある。
あ、屋上といえば。屋上へ至る螺旋階段の鳥の装飾が、下降していくように作られているのが気になった。普通、ああ言う装飾は上昇するように作ると思うが、あの学園はそうではない。これも違和感を倍加させるギミックの1つか。
さて、1〜2話の時点で「名前に百合がついてるキャラは熊」というルールを提示してきてはいるが、この朧げなルールはミスリードを誘うための仕掛けかもしれないし、ワケワカラナイ世界をわかりやすくするための確固たるルールなのかもしれない。まだわからない。当然だ。
しかし、そうすると、もしかしたら「椿」を冠する主人公も、人間や熊とは違うナニカなのかもしれないね。
3話ではカチューシャ(人名)が熊に食われたことが唐突に判明する。ぷにぷにしてそうだったから、個人的には気になっていたキャラでした。このカチューシャを食べたのは銀子とるるらしいのだが、あの宣言は素直に受け取ってはいけないような気がする。あの2人(2匹)の「人間、食べます!」はどういう意味なんでしょうね?
とても今後が楽しみなアニメです。
しかし、最近は日本アニメ(ーター)見本市の「ME! ME! ME!」とか、この「ユリ熊嵐」とか、かなり露骨なエロをカッコよく見せようとする作品がある程度評価されているようなので楽しい。
卑猥なだけがエロじゃない、美しいエロティカもちゃんと存在するし、エロチックなジャパニメーションはhentaiだけじゃないんだ! って胸を張って言えるようなアニメ作品が増えると良いですね。
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